HOME > 目的別保険相談 > 建物を相続しましたが、手続きをする前に火災が発生。保険金は支払ってもらえる?
建物を相続しましたが、手続きをする前に火災が発生してしまいました。
建物には火災保険がついていますが、保険金は支払ってもらえますか。
不動産を相続した場合、不動産についている火災保険も一緒に引き継ぐことがあります。
その際には、火災保険の名義変更をしますが、名義変更が済む前に火災などに遭遇した場合でも、火災保険契約は有効であるため、保険金を受け取ることはできます。
ただし、火災保険の名義が故人になっていると、支払われた保険金が相続財産になる可能性があり、保険金も法定相続人に支払われることになります。
また、保険金の支払いに当たってさまざまな手続きが必要になり、通常の場合よりも煩雑になる可能性があります。
一方、火災保険契約が銀行引き落としの月払いになっているケースでは、契約者が亡くなった時点で口座引き落としができなくなり、引き落としができない期間が長期化すると火災保険の契約が解除されてしまう可能性があります。
「火災保険に入っていたけど、知らないうちに解除されて無保険になっていた」などというおそれもあるため、相続で不動産を取得した場合には、速やかに火災保険の名義変更をしておくといいでしょう。
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