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自動車保険の「ノーカウント事故」について教えてください。
自動車運転中に歩行者と接触してけがさせてしまった場合や、電柱にぶつかって車両保険を使った場合など、自動車事故で自動車保険を使うと、更新時に等級が原則として3つダウンします。
しかし、自動車保険を使っても等級がダウンしないケースがあります。
これを「ノーカウント事故」といいます。
【ノーカウント事故のケース一例】
・交差点で停車中に追突され、自分の過失がゼロと判定された事故などで、人身傷害保険や搭乗者傷害保険のみが支払われた場合
・ファミリーバイク運転中の事故で、加入していたファミリーバイク特約を使って補償が行われた場合
・弁護士費用特約や個人賠償責任特約、無保険車傷害特約などの特約のみを使った場合
・路肩に脱輪したために、ロードサービスを利用した場合
ちなみに、車両保険に加入している人が盗難やいたずらにより車両保険金が支払われた場合や、台風や洪水により車両保険金が支払われた場合には翌年の等級が1等級ダウンします。
これらの事故は、以前は等級が下がらない「等級すえおき事故」でした。
しかし、制度の改定により「等級すえおき事故」は廃止され、1等級ダウン事故になっています。
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